バナナの皮でホワイトニングできるって本当なの?

自宅で歯をホワイトニングする方法はいろいろありますが、「バナナの皮でホワイトニングする」という情報を見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。しかし、本当にバナナで歯のホワイトニングができるのか、疑いをもつ人もいるでしょう。 そこで本記事は、歯の黄ばみが気になるときにおすすめの食べ物や自宅で手軽にできるホワイトニングについて紹介します。

「バナナの皮でホワイトニングができる」ってほんと?

自宅で手軽に歯をホワイトニングする方法を探していると、「バナナの皮を歯に密着させて放置し、そのあと歯磨きすると歯が白くなる」という情報を見かけることがあります。

本当にバナナの皮でホワイトニングできるのでしょうか。この項目では、バナナのホワイトニング効果について紹介していきます。

結論科学的根拠はない

バナナの皮にはカリウムやマグネシウムが含まれていて、これが歯を白くするのに役立つといわれているのですが、残念ながら科学的根拠はありません。

むしろバナナにはでんぷん、ブドウ糖、果糖、ショ糖といったさまざまな糖質が含まれていて粘度も高いため、バナナの皮を長時間歯に密着させていると、それらが歯に付着する可能性があります。

残念ながら付着した糖質をきれいに取り切れないと虫歯のリスクを高める恐れがあるので、バナナの皮を使うよりも、市販のホワイトニンググッズなどを使ったほうが良いでしょう。

歯の黄ばみが気になる人におすすめの食べ物

バナナの皮をホワイトニングに使うのはおすすめできませんが、歯の黄ばみが気になるときにおすすめの食べ物はあります。どのような食べ物が良いのか紹介していきます。

歯の健康を保つ食べ物

歯が黄ばんで見える主な原因は、エナメル質のステイン(着色汚れ)です。食べ物や飲み物に含まれる色素がエナメル質と結びついて歯に蓄積した結果、歯が黄ばんでしまいます。

また、食事をしたり、おやつを食べたりしたときに歯に糖が付着すると、糖がエナメル質内のミネラル成分を分解する「脱灰(だっかい)」が起こります。

通常は脱灰が起きても唾液の作用で徐々にもとに戻っていくのですが、間食などが原因で脱灰が長時間続くと、歯の表面が凸凹になって歯本来の白さを失うことがあるのです。

そのため歯の黄ばみを予防するには、赤ワインやコーヒーなどの歯に色がつきやすい食べ物や飲み物を避ける、間食を減らすなどを意識する必要があります。

それ以外にも、歯の健康を保つ食べ物を食べることも、歯本来の白さを維持するのに役立ちます。歯の健康に良いといわれているのは、ビタミンDやビタミンA、キシリトールなどの成分です。

これらの成分は以下の食べ物に多く含まれているので、虫歯予防の取り組みとして積極的に食べてみましょう。

・ビタミンD:サケ、サンマ、しらす、イワシなど
・ビタミンA:にんじん、ブロッコリー、ほうれん草など
・キシリトール:いちご、なす、カリフラワーなど

自宅で手軽にできる!歯を白くする方法

歯の健康に役立つ食べ物を紹介しましたが、歯を白くしたいのであれば、やはりクリニックでホワイトニングを受けるのが有効です。

とはいえ、クリニックのホワイトニングは価格が高いですし、定期的に通うのが面倒だという人もいるでしょう。そこで、自宅で手軽に歯を白くする方法を紹介します。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは、クリニックで作ってもらったマウスピースにホワイトニング用の薬剤を塗布して装着することで、歯に薬剤を浸透させて歯を白くする方法です。

マウスピースを作るのに数万円、ホワイトニング用の薬剤の購入に5,000円程度かかりますが、クリニックで受けるオフィスホワイトニングよりは費用が安く済みます。

効果を実感するまでの期間は、2週間~1ヶ月程度です。

ホワイトニング用歯磨き粉

自宅で手軽に歯を白くしたいときには、ホワイトニング用の歯磨き粉もおすすめです。歯科医師がホワイトニングの際に使う薬剤には歯の色素を分解する「過酸化水素」が含まれており、ホワイトニングに期待できます。

しかし、過酸化水素の取り扱いには歯科医師免許が必要であるため、市販の歯磨き粉には過酸化水素は含まれていません。(海外製の歯磨き粉には過酸化水素が配合されていることがあります)

とはいえ、市販のホワイトニング用歯磨き粉では効果がないわけではなく、歯をコーティングする「ポリリン酸ナトリウム」や、汚れや着色を防ぐ「ヒドロキシアパタイト」などが含まれているものは歯本来の白さに近づけてくれます。

市販の歯磨き粉には汚れを落とすための研磨剤が含まれているものもありますが、研磨剤はエナメル質を傷つける原因のひとつとなるため、低研磨性のものか研磨剤不使用のものを選んだほうが良いでしょう。

重曹

手軽で安価に歯を白くしたいというときには、重曹を使ってみるのも良いでしょう。重曹は粒子が細かいので、歯磨きに使うと歯に付着した汚れをしっかり落としてくれます。

歯ブラシを濡らしたら歯磨き粉の代わりに重曹をつけ、いつもどおりに歯を磨くだけなので、続けやすいのも魅力です。

ホワイトニング用のデンタルリンス

市販のホワイトニング用のデンタルリンスは、歯についた汚れを浮かせて口内細菌を除去する効果があります。

軽い着色汚れを落としたり、着色汚れが蓄積するのを防いだりするために、毎日のケアに取り入れると良いでしょう。

タバコのヤニが原因で歯が黄ばんでいる場合は、ヤニに効果がある「ポリリン酸ナトリウム」を含むものを選ぶのがおすすめです。

消しゴム

歯の消しゴムは、歯の表面の着色やくすみを多少落とせる程度の効果ですが、即効性があるのでお出かけ前にさっとお手入れしたいときに便利です。

ただし、歯の消しゴムにはシリコンゴムと研磨剤が使われており、強くこすると歯の表面を傷つけ、かえって歯を着色しやすい状態にしてしまうので注意しましょう。

まとめ

バナナの皮で歯をホワイトニングできるという情報に、科学的根拠はありません。むしろ、糖分が多く粘度があるため、歯に汚れが付着して虫歯の原因になる可能性があります。

つまり、歯の黄ばみが気になるときにはバナナではなく、歯の健康を保つのに役立つイチゴやにんじん、サケなどの食べ物を摂取するのがおすすめです。

自宅で手軽にホワイトニングできるグッズもドラッグストアなどで簡単に入手できるので、ぜひそちらも試してみてください。

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