ホワイトニングの種類と効果

「歯のホワイトニングをしてみたい」と思っていても、自分に合うホワイトニングの種類がわからず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。 ホワイトニングには大きく分けて4つの種類があり、それぞれ施術方法や効果、料金などに違いがあります。 今回は、ホワイトニングの種類やそれぞれの特徴・施術方法・料金の目安などを紹介します。自分に合ったホワイトニングの方法を選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてください。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングには、大きく分けて4つの種類があります。

・オフィスホワイトニング
・ホームホワイトニング
・デュアルホワイトニング
・セルフホワイトニング

施術方法や白くなるまでにかかる時間、効果、料金などが異なるため、自分に合う方法で行うことが大切です。

それぞれの方法ごとにメリットやデメリットが異なるので、比較しながらどの方法でホワイトニングを行うのかを選択しましょう。

オフィスホワイトニングとは?

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で施術を受けて歯を白くする方法のことです。
専用の薬剤やレーザーを使用して行うもので、比較的短期間で効果を実感できる点が特徴です。

施術にかかる費用は1回あたり約1~7万円ほどで、1本単位で部分的に行うような施術ができる場合もあります。

■オフィスホワイトニングの流れ

オフィスホワイトニングを行う場合の一般的な施術の流れについて紹介します。

1.歯科医院でカウンセリング・施術前の歯の色を確認
2.クリーニングを行い、歯の表面の汚れを取る
3.歯茎を保護し、ホワイトニング用の薬剤ジェルを塗布する
4.特殊なライトやレーザーの照射を行う
5.ジェルをふき取る
6.3~5を数回繰り返す
7.歯の色をシェードガイドで確認する

オフィスホワイトニングの施術にかかる時間は、30分~1時間半程度が目安です。

ホームホワイトニングとは?

ホームホワイトニングとは、歯科医院で処方される薬剤を自宅に持ち帰り、自分で行うホワイトニング方法のことをいいます。

自分の歯に合うマウスピースを歯科医院で作成し、薬剤を受け取って自分で塗布とマウスピースの装着を行います。

費用は専用のマウスピースを作成する料金と薬剤代で、一般的には約1.5万円~3万円ほどです。

ホワイトニングを行う期間が長くなると費用もかかりやすくなるため、施術期間は歯科医と相談したうえで決定しましょう。

■ホームホワイトニングの流れ

ホームホワイトニングを行う際の一般的な流れは以下のとおりです。

1.歯科医院でカウンセリングを行い、歯や歯茎の状態などをチェックする
2.クリーニングを行い、歯の表面の汚れを取る
3.マウスピースの型取りをする
4.マウスピース完成後に受け取り、使用方法の説明を受ける
5.自宅でホワイトニングを開始する
6.歯科医院で定期的に経過の確認を行う

自宅でマウスピースを装着するときは、毎日1~2時間程度装着する必要があります。

デュアルホワイトニングとは?

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行う施術方法のことです。

効果が出るスピードと効果持続の両方を兼ね備えている点がデュアルホワイトニングの特徴です。

■施術の流れ

デュアルホワイトニングは一般的に以下のような流れで行われます。

1.歯科医院でカウンセリングを行い、歯や歯茎の状態などをチェックする
2.クリーニングを行い、歯の表面の汚れを取る
3.薬剤が触れないよう歯茎を保護して、ホワイトニング剤を塗布する
4.専用のライトを照射する
5.歯の色をチェックしながら3~4を繰り返す
6.マウスピース用の歯の型取りを行う
7.ホームホワイトニング用のキットを受け取ったらホワイトニングを開始する
8.歯科医院で定期的にメンテナンスを行う

施術後、歯科医院でアフターケアを行うことで効果が実感しやすくなります。

セルフホワイトニングとは?

セルフホワイトニングとは自宅やサロンで行うホワイトニング方法で、自分の手で行う施術方法のことをいいます。

セルフホワイトニングの大きな特徴は、「過酸化水素」を使用しないことにあります。

過酸化水素とは歯の漂白に用いる液体のことで、歯科医院で施術を受けるホワイトニングでは使用できますが、歯科医や歯科衛生士のいないセルフホワイトニングでは使用できないことになっています。

■施術の流れ

セルフホワイトニングをサロンで行う場合の一般的な流れは以下のとおりです。

1.カウンセリングを受ける
2.歯磨きで歯の表面の汚れを落とす
3.マウスオープナーを装着する
4.歯の表面の水分を拭き取る
5.ホワイトニング用の溶液を歯に塗る
6.LEDライトを照射する
7.口をゆすぐ
8.回数によって3~8を繰り返す(回数はサロンによって異なる)
9.仕上げに歯を磨く

セルフホワイトニングの施術時間は、初回が45分~1時間、2回目以降は30分程度が目安です。

【徹底比較】メリット・デメリットと向いている人

ここからはホワイトニングの種類別にメリットとデメリットを紹介するので、自分に一番合う方法を探してみましょう。

オフィスホワイトニング

まずはオフィスホワイトニングのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

オフィスホワイトニングのメリットには、以下のようなものがあります。

・短期間で効果が出る
・プロによる施術で安心
・1回~任意で施術回数を決められる
・自分で器具などを管理する必要がない

デメリット

オフィスホワイトニングのデメリットには、以下のようなものがあります。

・効果の持続時間が短い(3~6ヶ月)
・効果を持続させるためには定期的に施術を受ける必要がある
・人によっては染みるなどの刺激を感じることがある
・費用もほかの方法と比べると高め

海外から輸入した薬剤や機材、設備を用いている歯科医院が多いため、オフィスホワイトニングの費用はほかの方法と比べると高めです。

ホワイトニング効果の持続期間は3~6ヶ月と長めではあるものの、定期的に施術を受けなければ白い歯をキープすることはできません。施術の頻度や費用などについても考慮したうえで、受けるかどうかを決めると良いでしょう。

こんな人に向いている!

・短期間で効果を得たい
・ある程度予算に余裕がある
・歯科医院で施術を受けたい

・ホームホワイトニング

続いて、ホームホワイトニングのメリットとデメリットをみていきましょう。

メリット

ホームホワイトニングのメリットには、以下のようなものがあります。

・自分のペースでホワイトニングできる
・オフィスホワイトニングよりも費用がかからない
・オフィスホワイトニングでは染みる人でも行いやすい
・ホワイトニング効果が比較的長く継続する

オフィスホワイトニングはホームホワイトニングよりも強い薬剤が使われているため、染みるなどの刺激を感じやすい人にはホームホワイトニングがおすすめです。

さらにホームホワイトニングは、ほかの方法と比べて白さを持続できる期間が約1~2年と長く、メンテナンス費用を抑えられます。また、毎日行うことで徐々に効果が実感できるようになっていることから、目標の色を調整しやすいのもメリットといえるでしょう。

デメリット

ホームホワイトニングのデメリットには、以下のようなものがあります。

・効果が出るまでに時間がかかる
・自分で1~2時間毎日装着しなければならない
・定期的に状態を確認してもらう必要がある

ホームホワイトニングには即効性はなく、オフィスホワイトニングと比較すると、効果が出るのに時間がかかるのがデメリットです。毎日マウスピースを装着しても、効果が出るまでには早くても2週間ほどかかります。

こんな人に向いている!

ホームホワイトニングは、白さのレベルが調整しやすいため、目標とする白さがある人に特におすすめです。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングのメリットとデメリットは以下のとおりです。

メリット

デュアルホワイトニングのメリットには、以下のようなものがあります。

・早く白くなるので効果を実感しやすい
・白い歯を保ちやすいので頻繁に施術を行う必要がない

デメリット

デュアルホワイトニングのデメリットは、ふたつの施術をあわせて行うため費用がかかりやすい点にあります。

歯科医院での施術代に加え、ホームホワイトニングのための費用も必要となることから、歯科医院によって異なるものの50,000~80,000円前後費用がかかるとみておきましょう。

デュアルホワイトニングは、即効性と持続性を兼ね備え、しかも高い効果が期待できるホワイトニングです。以下のような人はデュアルホワイトニングが向いているといえます。

こんな人に向いている!

・徹底的にすぐに白くしたい!という人
・お金がかかっても高い効果を得たいという人

・セルフホワイトニング

セルフホワイトニングのメリットとデメリットをみていきましょう。

メリット

セルフホワイトニングのメリットは、歯科医院で受けるよりも費用がかからない点です。自宅で行うセルフホワイトニングなら数百円程度~数千円程度、サロンで行う場合でも1回あたり3,000円~5,000円程度が相場となっています。

費用の負担が少ないため、歯科医院での施術と比べて手軽に行えるのが大きなメリットといえるでしょう。

また、サロンでの施術以外の方法で、ホワイトニングキットを使ったセルフホワイトニングや、ホワイトニング成分が含まれているタイプの歯磨き粉を使用するなど、自宅で手軽にできる方法があるのも特徴です。

デメリット

セルフホワイトニングのデメリットには以下のようなものがあります。

・即効性がない
・生まれつきの歯の色以上には白くならない

セルフホワイトニングは即効性を期待できる施術方法ではないため、根気強く続ける必要があります。また元々の歯の色よりも白くなることはないため、真っ白な歯を目指してホワイトニングを行うと、がっかりしてしまう可能性も否定できません。

セルフホワイトニングのメリットとデメリットを踏まえたうえで、向いているのはこんな人です。

こんな人に向いている!

・価格が手頃なので、まずはホワイトニングを試してみたいという人
・痛みや施術後の食事制限などがない方法で、お手軽に歯本来の白さを目指したい人

まとめ

ホワイトニングの方法はさまざまなものがありますが、効果の強さや持続期間、費用などから施術方法を選ぶ必要があります。

セルフホワイトニングを試してみてから、歯科医院での施術を受けてみるのも方法のひとつです。

自分に合う方法を比較検討しながら、綺麗な白い歯を手に入れましょう。

手軽にホワイトニングをするなら、セルフで行える「ホワイトニング専門店Beauty」がおすすめです。一回あたりの料金が低価格で、約30分で済ませられるため、気になる方はぜひ検討してみてください。

PAGE TOP